ゲームは1日30分

ゲーム実況をしているまなおの感想記録

短編レトロホラー「死霊の屋敷 ~呪われた家屋~」

パソコンのフリーホラーゲーム「死霊の屋敷 ~呪われた家屋~」の紹介と感想。

 

 

死霊の屋敷 ~呪われた家屋~
フリーゲーム「死霊の屋敷 ~呪われた家屋~」は、レトロ調でさくっと遊べるホラーゲームだ。ボイスなど作者がほぼすべて製作をしている。

この記事ではver2.65(現在最新)でのもの。

 

不動産会社勤務の3人は、管理している物件の業者による清掃確認のため、舞台となる一軒家に訪れる。

建物の老朽化は進んでいるが、清掃を頼んだ「ヒューマンライク」は評判が良いらしく、1日で仕事を終えてしまう腕の良さを家中で確認していく。

もちろん、それだけで終わるはずはない。お札を発見したことで状況は一変していく。

 

といった感じで進んでいくのだが、プレイ時間は1時間程度なのでさっくりとしている。

死霊の屋敷はシリーズ物とのことで、どの程度展開されていくのかは分からないが、このゲームだけで完結できている。しかし、恐怖は序章に過ぎないのだ。

死霊の屋敷 ~呪われた家屋~
死霊の屋敷 ~呪われた家屋~
死霊の屋敷 ~呪われた家屋~
登場人物の村田俊彦、前川正一、宮崎佳織。宮崎佳織は入社2週で悲劇に巻き込まれてしまう。

 

レトロ調のグラフィックと、視点がいい味を出している。基本は上からだが場所によっては横からの画面となる。

調べられるところではキャラクターが何かしらしゃべってくれるので、飽きが来ない。ちょっとした日常の愚痴なんかも人間味を感じられる。

死霊の屋敷 ~呪われた家屋~
死霊の屋敷 ~呪われた家屋~
全体的に荒いドットなのだが、等身が上がったリアル寄りになることも。

 

進行上のタイミングで自動的に操作キャラクターが切り替わる。移動が早くなるなど特に違いはない。だが、拾ったアイテムは共有していない。

死霊の屋敷 ~呪われた家屋~
死霊の屋敷 ~呪われた家屋~

 

音量を上げて遊んでほしいと書かれているが、調整されていないのかわざとなのか、かなり大きな音なので気をつけてほしい(下げてもあまり意味がないくらいだった)。

ホラー度は低め。上記の音の問題でびっくりする。

ただし、グロテスクな表現があるため、苦手な方は注意が必要。

 

SAN値(正気度)と体力の表示があるが、どこかで回復する必要はない。SAN値が減り怪奇現象に襲われるという心配もない。

これはネタバレになるのかもしれないが、少し戦闘要素がある。拾ったアイテムは必ず確認をしよう。

体力表示はこの戦闘でしか意味がない。

死霊の屋敷 ~呪われた家屋~

 

即死するポイントは多いのだけど、セーブのタイミングが「これから何か起こりますよ」というところであるためわかりやすい。任意と進行上でセーブができる。

余計なことをしないという選択が大事かもしれなかったり、そうでなかったり。

 

総評

音でびっくりするが恐怖はなく、グロテスクなところで「うへぇ」といやな気分にさせてくれる。

ややテンポが気になったが、さくっとレトロホラーを楽しみたい方は遊んでみてはいかがだろうか。

この家の謎は明かされるのか、登場人物やヒューマンライクは今後も関わりがあるのか気になるところ。

 

 

Infomation

タイトル:死霊の屋敷 ~呪われた家屋~

ジャンル:ホラーアドベンチャー

対応機種:Windows

価格:無料

ダウンロードサイトふりーむ! フリーゲーム夢現

制作:みっちゃん