動物、好きですか?
犬派?猫派?そんなの不毛だ。いきものは尊い。
さらに和風ゲームが好きならば「大神」はおすすめできるタイトルだよ。
2017年12月に発売された「大神 絶景版」は2006年にプレイステーション2向けに発売した「大神」のHDリマスター版 、プレイステーション3「大神 絶景版」のグラフィックスを強化したもの。
封印されていたヤマタノオロチが蘇り世界を闇に閉じ込めてしまう。
かつてオロチを倒した狼白野威(しらぬい)は大神アマテラスとして復活し世界を救う旅に出る。
物語は古事記や日本書紀などの日本神話をベースに日本昔話などが取り入れられている。グラフィックスやサウンドも日本的。
ゲームのジャンルはアクションアドベンチャーなんだけど、公式では「ネイチャーアドベンチャー」としている。ネイチャー(Nature)とは「自然」、つまり自然と触れ合うゲームなのである。
枯れ木に花を咲かせたり、闇を払うことで草花が蘇るなど、世界を救う=自然を取り戻すこと。と、私は解釈している。
アクションの難易度はやさしめ。高度な操作が要求される場面はなく苦手な方でもクリアできるだろう。得意な方はさくさく進められると思う。
攻撃力を一時的に上げるアイテムや「幸玉」を集めることで体力など強化できる要素もあります。
ほかにもストーリー図鑑やキャラクター図鑑など読み物が充実していて冒険の休憩にいい。
幸玉は誰かのちょっとした困りごとを助けてあげたり野生動物にえさをあげたりするともらえる。幸せがあふれてうれしくなっちゃう演出だね。
最大の特徴は「筆しらべ」という森羅万象を操る力。
闇の力から逃れるため星座となった十二支と猫を模った「筆神」を救うことでさまざまな力が使えるようになる。
花を咲かせたり失われたものを蘇らせたり、戦闘でも役に立つ。
ゆっくりと時間が流れているため筆しらべを使うことで夜から昼に変えることができる。ただ夜にしか現れない"穴掘りポイント"なんかもあるので夜がデメリットということはない。
このちょこんと地面から見えているいかにもなポイントを掘っていくと…
つづら箱の出現。隠されたアイテム探しに隅々まで探索が楽しめちゃう。
そしてこちらが夜にしか出現しないポイント。
大地に緑が蘇る「大神降し」は圧巻!
ぜひ確かめてみてね。
大神を語る際に必ず水墨画風のグラフィックスが挙げられるが、まなおにとってはグラフィックスは二の次。それよりも動物たちを推したい。
主人公のアマテラスをはじめ、筆神やフィールド上の野生動物などたくさん登場する。鳥、ウサギ、イノシシ、馬などとにかくみんなかわいい!
野生動物にえさをあげる場面は"にんまり"顔になっちゃう癒しタイムなんだ。
アマテラスは人間からはこう見えるみたい。
動物以外の登場人物も個性的。言葉遣いや動きも面白くてくすりと笑いをくれる。
大神 絶景版はパソコンでも遊べるよ。
さらにこの夏にはNintendo Switchでも発売予定!
お買い求めやすい価格なので過去に遊んだことがある人にもまだの人にも、駆け回るアマテラスを堪能してほしい。
プレイステーション4、Xbox One、PCで発売中